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Wed.

非正規労働者の届かない叫び

 
先日の新聞赤旗のコラムで、このような記事を見ました。

「若者ホームレスは今」

いいじま ゆうこさんというノンフィクションライターの方が寄せられたコラムなのですが、すこし紹介しますと、

今年4月、厚生労働省は、「ホームレスの実態に関する調査(概数調査)」の結果を公表。
ここ数年来、ホームレスの数は減少していると発表した。


参考 厚労省発表HP

確かに、公園・河川などの“屋根がない場所”にいるホームレスの数は減少しているかもしれない。
しかし、リーマンショック後に懸念される、ネットカフェやファストフードなどの終夜営業店舗で夜を過ごす“ホームレス”は統計にカウントされていない。そしてその中には、20代・30代の若年層も多く含まれている。
ここ数年で、“ホームレス”の形態が多様化し、可視化されにくくなったということができるだろう。


とのことでした。そして、若年層のいわゆる“ホームレス”に話を聞いたところ、いくつかの共通点があることが分かったと述べておられます。

1つは、頼るべき家族を持たないこと。児童養護施設で育った・親の虐待から逃れ家を出たなど理由は様々だが、若くして家族というセーフティネットを消失してしまっている。

もう1つは、アルバイト・契約社員・製造業派遣・日雇い派遣など、不安定な仕事を経て、“ホームレス”状態に陥っているということ。

人は仕事の安定と住居の安定を同時に失った際、ホームレス状態に陥る。
非正規雇用であり会社の寮に住んでいる状態であれば、ホームレスに陥る可能性は高くなる。


この共通点は、それぞれ社会的に大きな問題を抱えていると思います。
特に2つ目の、就労の不安定さというところに関しては、自己責任という言葉で片付けられがちですが、20-24歳の若年層に至っては2人に1人が非正規雇用という現状を考えると、これはもはや社会的な責任と言わざるを得ないのではないかと思います。

実際周りにも、何十社と就活を行い、それでも決まらず、苦渋の選択として派遣という職を選び会社の寮に入っている人がいますが、体調不良などで派遣先から契約終了を告げられた場合、寮退去という現実があります。
職と住居を同時に失う、いわゆる、“ホームレス”生活になってしまう。

そして、非正規労働者は、不当な、あるいは偽装請負などの違法な扱いを受けながらも、声を上げる手立てがあまりに少なく、あるいは1人で声を上げることのあまりの重圧に押しつぶされ、泣き寝入りしているのが現状です。
そして、派遣法改正(改悪)の流れはさらに非正規労働者への逆風を強めるものです。

多くの企業内労働組合が、非正規社員の組合加入を認めていません。
そのため声を上げるのが難しく、非正規社員だけで労働組合を結成し、親会社との労使交渉が実現せずに解雇され、法廷での闘争で苦戦を強いられています。

そのような中で、ソニー労働組合は関連会社の非正規社員にも組合員資格を認めるまで規約を発展させました。

ソニー労組仙台支部は、私たち、つまりソニーの子会社の期間社員を受け入れ、組織し、1年に及ぶ労使交渉の末、法廷闘争に発展させることなく、団体交渉で納得できる合意を得ました。



本来、労働組合とはそうあるべきです。しかしながら、現状ではそうなっていない。

非正規労働者の、「声にならない叫び」を拾い上げていくため、いわゆる一般組合と呼ばれる組織も、非正規労働者の受け入れを強め奮闘なされています。




文章ばかりずらずらと長くなりましたが、私たちOB会の面々も、当事者としての経験をもって、非正規労働者の声にならない叫びを、聞こえる声として社会に、政治に届けていけるよう奮闘する決意です。
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